法人理念

バックトゥザフォレスト21 かたるべの森

~北海道当麻町障害者地域福祉圏計画~
計画提案責任者 貞森裕一 社会福祉法人 当麻かたるべの森 理事長
横井寿之 北海道医療大学教授(かたるべの森副理事長)
かたるべの森設立準備会構想 平成7年作成:平成16年改定

趣旨

平成7年度に、国がゴールドプランの障がい者版ともいえる「障害者プラン(~ノーマライゼーション7ケ年戦略~)」を公表し、近々障害者福祉計画の策定を自治体に義務づけられる社会的な背景から、本構想は当麻町の障がい者福祉計画を総合的に策定するために提案し、知的障がいを持つ人に限定せず、高齢者も含め広く障がいを持つ人の生活の場と活動の場を整備し、障がい者の地域福祉の推進と併せて当麻町の障がい者福祉と地域振興に寄与することを目的とする。
また、本構想は、本構想を楽しむことができる一般の人びとおよび行政と共に計画を推進し、障がい者、健常者の別なく自ら参加し相互に協力して、かたるべの森の理念を実現していくものである。従って、現在の与えられる福祉によって損なわれている、人としての尊厳と主体性を回復し、自らの生活を共に創造し、高めていく者たちの暮らしの場と活動の場を地域に創ることを目的に設立するものである。

10の構想と理念

「高齢者や障がいのある人にとって」

1.かたるべの森の敷地内に、木工・陶芸・織物等手作りの工房を設備し、高齢者や障がいを持つ人の活動と就労の場を創る。これらの活動が高齢者の生き甲斐や障がいを持つ人の工芸的、芸術的活動の場として障がい者の創造性が発揮されることにより、彼らの自由な発想が尊重される場となるように運営する。

2.「かたるべの森」周辺を付設の農牧場とし、有機農業による畑作と園芸さらに牧場を障がいを持つ人とともに堆進し、障がいを持つ人を含めて自然と調和して生きることを目的にするものである。

3.かたるべの森の地域福祉圏構想は、障がいを持つ人が、かたるべの森の工芸施設や通所施設を活動の場として利用し、当麻町に居住する地域住民としての誇りを持って暮らせるようにするものである。

「創造する人にとって」

4. 障がいを持つ人の活動の場とするのみならず、将来、陶芸や木工、織物等の工芸家の工房を招請し、障がいを持つ人たちと共に歩む「工芸の森」としての性格も合わせ持つようにしていく。

「賛同者・協力者・企業にとって」

5.「かたるべの森」には都市部の人達の要望に応え、オ-ナ-制度の牧場を設備し、滞在型の宿泊施設を創り、この事業に賛同する人びとにとって、森林に親しむ滞在型の休養の場と障害者との交流の拠点としていく。

6.これらの工芸の施設・設備は町民や宿泊滞在する賛同者や来町者に開放し、体験学習と交流の場としていく。また、趣旨に賛同する企業の研修施設を設置してもらい、障がい者と共に木工、陶芸、織物や農作業を体験することにより、障がいを持つ人と交流し、誰もが人として尊重される社会の実現をめざす研修内容とすることができる。

「森林を大切に思う者 にとって」

7.敷地の森林資源の育成と活用を図り、森林に親しむ環境を整備する。また、森林資源を利用した木工芸の振興に寄与する。

8.「かたるべの森」の建物は森林資源の豊富な当麻町の特徴を表現するために、森林と調和する建築を主体にして、特徴ある施設創りをする。

「行政と地域にとって」

9.かたるべの森の計画は、当麻町の障害者福祉計画を積極的に推進する役割を担い、行政との連携で障がいを持つ人の地域生活の支援を図ることが主たる目的である。

10.障がいを持つ人が入所の施設ではなく、地域居住することによって障がいを持つ人も持たない人も安心して暮らせる地域づくりをすることができる。

今後の理念

(1)
これらの事業を推進するために40町歩程度の土地を確保し、森林に親しむ環境と畑作・園芸等を活動の内容とする。
(2)
敷地内を有機農法主体とする農場、小動物を飼育する首都圏市民のオ-ナ-制度による観光型の牧場、地場の森林資源を利用した木工さらには陶芸・織物を主体とする工芸部門と、将来市街地に設置される通所施設の食品加工の活動部門(パン製造および農産加工)に整備していく。
(3)
地域交流センターは、かたるべの森の施設を利用する知的がい者のケアーセンターとして位置づけ将来、旭川を含めた近郊の在宅障がい者のレスパイサービス(一時保護)を実施する施設にも利用する。また、かたるべの森を利用する 障がい者とかたるべの森に来町する福祉関係者、工芸家、芸術家の宿泊と町民の交流を兼ねた施設とする。あわせて、この建物の一角は喫茶・店舗を設け、「かたるべの森」の作品販売、福祉施設の作品販売、工芸家の作品、および地場産品の販売を行う。
(4)
かたるべの森内に将来、 障がい者芸術の作品展示の場となるギャラリーを設置する。
(5)
かたるべの森の基本的な理念は、現在の措置制度の弊害が最も集約的に表現されているのが入所型の施設という認識にたつものであり、従って将来とも入所型の施設を設置するものではない。ただし、通所施設は就労と活動の場の保障であり、通所施設の設置は障がい者を援助する職員の確保と、「かたるべの森」の理念を実践する職員の最低限の生活保障という観点からも積極的に進めるものである。また、上記のレスパイトサービスは通所施設のスタッフが配置されることによって安定的に運営することが可能である。通所施設の設置は当麻町の助成を得て平成12年には法人認可、13年度通所施設開所の予定で当麻町と共通の理解にたっているものである。
(6)
かたるべの森の施設を利用する人は当麻町を含む地域の出身者であるかどうかを問わず、自ら「かたるべの森」の活動に参画し、かたるべの森の理念に賛同するものとして同じ立場に立つものである。
(7)
かたるべの森の運営及び事業の堆進は当麻町手をつなぐ育成会および障がいを持つ子の保護者、障がい当事者そしてこの事業の賛同者等事業に協力する人の善意と総意が反映されるように運営する。

事業の資金計画

かたるべの森の事業は、この事業に賛同する賛同人、協力者、企業の代表者や障がい当事者、父母、職員およびこの事業に出資する人による事業主体「かたるべの森建設準備委員会」を設立して行うものとする。かたるべの森建設準備委員会は「当麻町手をつなぐ育成会」と連携し、かたるべの森構想が円滑に推進できるよう社会福祉法人を設立し、法人が主体的に運営するものとする。

1.
かたるべの森の事業の推進には民間の助成金を積極的に導入するほか、かたるべの森の事業の収益金、賛同者の拠出金によるものとする。
2.
また、この事業の資金造成はかたるべの森の趣旨に賛同する協力者および「当麻町手をつなぐ育成会」および「かたるべの森後援会」の協力を得て賛助金や寄付金の募集活動を積極的に行うことによって充てるものとする。
3.
かたるべの森福祉圏構想の事業のうち、公的な制度による事業については社会福祉法人「当麻かたるべの森」が母体となり、が町費、道費、国費の補助を得て遂行するものとする。
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